冠婚葬祭の表書き

   人と人とのおつき合いのうえで、冠婚葬祭の表書については一定のしきたりがあ
   ります。
   すべての事柄について、ここに表すことはできませんが、お客様よりよく尋ねら
   れる事柄をまとめています。
   ただ、行事やしきたりは、地域差や生活様式の違い、また時代とともに変化して
   いますので、一応の目安としてご参考にしてください。

  結婚の祝事
   婚祝の水引は、すべて(結び切り)を使います。これは、二度と繰返すことがな
   いようにという意味からです。
   表書の注意点は、四文字のもの(祝御結婚など)は、4(死)につながると嫌う
   人もいますので、祝の字を少し大きめに書いたり、やや離して書くようにする、
   または、御結婚之御祝などと字数を変えて書く方が、間違いが少ないと思います

  子供の祝事
   お子さんの祝事は、何度あってもうれしいものなので、(蝶結び)の水引を使い
   ます。
   出産祝は、出産後1ヶ月以内ぐらいに、お母さんや赤ちゃんが元気に育っている
   のを聞いてから、ただし、お七夜をすぎてから、贈るのがマナーです。
   お宮参りや初節句などに御祝をいただいたときは、祝の日から一週間以内ぐらい
   に、 内祝として、子供の名前でお返しをするのが礼儀です。

  その他の祝事
   ご結婚以外のお祝い事には、(蝶結び)の水引が使われます。
   上棟式・新築祝い・開店・開業祝いなど祝いをもらったお返しには、内祝
   新築披露の時など手伝ってもらった人たちへの御礼をするときなどは、寸志など
   がよく使われます。

  不運な出来事
   病気のお見舞い・災害にあった方へのお見舞いの時などは、のしの付いていない
   紅白の(結び切り)の水引をかけます。
   のしは、お祝いの時につける物なので、のしが付いていないのを確認して下さい。
   病気見舞いのお返しは、お祝い事なので、のしをつけ2度と繰り返したくないと
   の思いから紅白(結び切り)の水引を使います。

  お悔やみごと
   弔事の贈答には、のしをつけず(結び切り)の水引をつかいます。
   表書きは、仏式・神式・キリスト教式で、それぞれ異なります。
   共通で使えるのは、(御霊前)だけです。
   (御香典)・・・香をたくのは仏式の場合だけ
   (玉串料)・・・神式の場合は焼香のかわりに玉串を捧げるので
   (御花料)・・・キリスト教式の場合は献花のかわりに包むので
   (御供)・・・・弔事全般に使えます。
   (満中陰志)・・49日の法要に参列して下さった方々へのお返しにつかいます
   (粗供養)・・・49日以後の法要に参列して下さった方々へのお返しにつかいます